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【初心者向け】車のオイル交換を自分でやる方法|必要な道具と手順を完全解説

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「ディーラーの車検見積もりを見て、オイル交換代の高さに驚愕した…」そんな経験、ありませんか?

実は、車のオイル交換は、手順さえ覚えれば誰でも簡単に、しかも劇的に安くできるメンテナンスなんです。

この記事では、全くの初心者でも迷わないよう、必要な道具から具体的な手順まで隣でアドバイスするように徹底解説します。

さあ、愛車のために一肌脱いでみませんか?

年間2万円の差?!オイル交換を自分でやる3つのメリット

正直なところ、手が汚れる作業をわざわざ自分でする意味はあるのでしょうか? 結論から言います。「やる意味」しかありません。経済的なメリットはもちろん、それ以上の価値がそこにはあるからです。

コスト削減:浮いたお金で焼肉に行けるレベル

まずは一番気になるお財布の話です。お店に頼んだ場合と、DIYの場合を比べてみましょう。

  • ディーラー:5,000〜8,000円(安心だけど高い!)
  • ガソリンスタンド:3,000〜5,000円(手軽だけど工賃がかかる)
  • 自分で交換:1,500〜2,500円(材料費のみ!)

どうですか? 1回あたり数千円の差ですが、年に2回、家族の車も含めて…と考えると、年間で20,000円以上の節約になることも珍しくありません。

この差額で、ちょっと良いランチや焼肉に行けちゃうと思えば、やる気が湧いてきませんか?

「待ち時間ゼロ」の自由なスタイル

お店にお願いすると、「週末は予約がいっぱい」「作業待ちで1時間拘束」なんてことがよくあります。せっかくの休日が待ち時間で潰れるのはもったいないですよね。

DIYなら、予約なんて不要。早朝でも深夜でも(騒音には注意して!)、自分の好きなタイミングで作業ができます。

「天気がいいから今やろう!」という気軽さが、DIYの最大の魅力かもしれません。

愛車への「愛」が深まる瞬間

これはプライスレスなメリットですが、自分でボンネットを開けて作業すると、車の構造がよく分かります。

「最近ちょっと汚れが早いな」とか「滲みがあるかも?」といった小さな異常に、誰よりも早く気づけるようになるんです。

愛車と会話するような感覚、一度味わうと病みつきになりますよ。

最初だけ投資!必要な道具と予算を大公開

「でも、道具を揃えるのにお金がかかるんでしょ?」

その通りです。初回はどうしても初期投資が必要です。

しかし、これらは一度買えば長く使えるものばかり。2回目以降は材料費(約2,500円)だけで済むので、すぐに元は取れます!

これさえあればOK!必須アイテム一覧

道具予算目安役割とポイント
エンジンオイル(4L)1,500〜3,000円車の血液。車種に合った粘度を選びましょう。
オイルフィルター500〜1,000円汚れをろ過するフィルター。2回に1回は交換推奨。
ドレンボルト用レンチ500〜1,500円メガネレンチがおすすめ。サイズ確認を忘れずに。
廃油処理箱300〜500円古いオイルを固めて燃えるゴミにできる神アイテム。
ジャッキ&ウマ3,000〜5,000円最重要安全装備。車を持ち上げて固定します。

初回の総予算は、およそ7,000〜12,000円。

少し高く感じるかもしれませんが、お店に2回頼む金額で、一生モノの道具とスキルが手に入ると考えれば、決して高い買い物ではありません。

作業効率が爆上がりする「あると便利なもの」

  • オイルジョッキ:これがないと、新しいオイルを注ぐ時にこぼして大惨事になります。
  • トルクレンチ:ボルトの締め付け力を管理する道具。初心者こそ使うべき!
  • ヘッドライト:車の下は昼間でも真っ暗。手元を照らすと作業ミスが減ります。

失敗しないオイル交換の7ステップ

道具が揃ったら、いよいよ実践です。ここは焦らず、一つ一つ確実に進めていきましょう。車の下に潜る作業なので、安全第一でお願いしますね!

準備:安全確認は命綱

  • 必ず「平坦な場所」で行う(傾斜地はジャッキが倒れる原因!)
  • エンジン停止直後は火傷の危険あり。少し冷ましてから。
  • サイドブレーキは親の仇のように強く引く!

STEP1: 暖機運転(5分)でオイルをサラサラに

まずはエンジンを5分ほどかけましょう。冷えたオイルは蜂蜜のようにドロドロですが、温めることで水のようにサラサラになり、汚れと一緒に抜けやすくなります。

STEP2: 緊張のジャッキアップ

ここが一番の難所かもしれません。

  1. 車の取扱説明書で「ジャッキアップポイント」を確認。
  2. ジャッキで車を持ち上げる。
  3. 必ずウマ(リジッドラック)をかけて固定する。
  4. 車体を軽く揺すって、倒れないか最終確認。

絶対にジャッキだけで作業しないでください。ジャッキは油圧が抜けたら下がってきます。命を守るため、ウマは必須です!

STEP3: ドレンボルト開放!古いオイルを抜く

オイルパンの下に廃油処理箱をセットしたら、レンチでドレンボルトを緩めます。最後は手で回して外しますが、ここで勇気が必要です。

「スポンッ!」とボルトが外れた瞬間、熱いオイルが勢いよく飛び出してきます。手にオイルがかかる感覚、広がる独特の匂い。これが「整備してる!」という実感の瞬間です。

オイルがポタポタと滴るようになるまで、10〜15分ほどコーヒーでも飲みながら待ちましょう。

STEP4: オイルフィルターも交換

フィルターレンチを使って、古いフィルターを外します。ここからもオイルが垂れてくるので注意。

新しいフィルターを取り付ける時は、ゴムパッキン部分に新しいオイルを薄く塗るのがコツ。

これで密着性が高まり、次回の取り外しもスムーズになります。

STEP5: ドレンボルトを締める(最重要)

オイルが抜けきったら、ドレンボルトを締めますが、ここで注意点!

ドレンワッシャー(パッキン)は必ず新品に交換してください。数百円をケチってオイル漏れしたら泣くに泣けません。

最初は手で回し、止まったところからレンチで「クッ」と締めます。力任せはNGですよ!

STEP6: 新しいオイルを注入

黄金色の新しいオイルを注ぐ瞬間、なぜか心が洗われるような気分になります。

規定量より少し少なめに入れて、レベルゲージ(黄色やオレンジの取っ手がついた棒)で量を確認しながら調整するのがプロのコツです。

STEP7: エンジン始動・最終確認

エンジンをかけ、メーターパネルのオイル警告灯が消えるのを確認。下回りを覗き込んで、オイルが漏れていなければ完了です!

やっちゃった…を防ぐ!注意点とよくある失敗

「簡単そう!」と思っても、油断は禁物。初心者が陥りやすい罠と、その回避策をお伝えしておきます。

よくある失敗リスク対策
ドレンボルトの締めすぎネジ山が潰れてオイルパン交換(高額修理)不安ならトルクレンチを使う。
力任せに締めない。
オイル量の入れすぎエンジンの回転が重くなる、故障の原因レベルゲージの上限(F)を超えないよう、少しずつ入れる。
廃油の飛び散り服や地面が汚れる、家族に怒られる大きめの廃油箱を使う。
下に新聞紙やダンボールを敷く。

抜いたオイルはどうする?正しい廃油の処理方法

抜いた真っ黒なオイル、まさか庭に撒いたり排水溝に流したりしていませんよね? 不法投棄は犯罪ですし、環境破壊になります。スマートに処理してこそ、DIY上級者です。

1. 廃油処理箱で「燃えるゴミ」へ

ホームセンターで売っている「廃油処理箱(パック)」を使えば、オイルを吸収体に吸わせて、そのまま燃えるゴミとして捨てることができます。

これが一番手軽でおすすめの方法です。(※自治体の分別ルールは必ず確認してください!)

2. ガソリンスタンドやカー用品店へ持ち込み

多くの店舗では、廃油の引き取りを行っています。

「オイル交換を自分でしたんですけど、廃油を引き取ってもらえますか?」と笑顔で聞いてみましょう。

購入店なら無料で引き取ってくれることも多いですよ。

オイル交換の頻度とタイミング

「結局、いつ換えればいいの?」という疑問にお答えします。一般的な目安はこちら。

  • 一般的な目安:走行距離 5,000km または 6ヶ月ごと
  • ターボ車・軽自動車:走行距離 3,000km または 3ヶ月ごと
  • シビアコンディション(短距離走行や坂道が多い):早めの交換推奨

距離を走っていなくても、オイルは酸化して劣化します。

「まだ3,000kmしか走ってないけど、半年経ったな」と思ったら、交換してあげるのが愛車への優しさです。

また、「エンジンの音が大きくなった」「燃費が悪くなった」と感じたら、それは車からの「そろそろ換えて!」というサインかもしれません。

安全には十分気をつけてDIYライフを楽しむ

車のオイル交換は、初心者でも30分〜1時間あれば完了できる、最も基本的なメンテナンスです。

  • 年間2万円以上の節約になる
  • 自分の好きなタイミングで作業できる
  • 愛車のコンディションを肌で感じられる

最初はジャッキアップにドキドキするかもしれません。手がオイルで汚れるかもしれません。

でも、新しいオイルを入れてエンジンをかけた時の、あの滑らかに回る音を聞けば「やってよかった!」と必ず思えるはずです。

さあ、次の週末は愛車と向き合う時間を作ってみませんか? 安全には十分気をつけて、DIYライフを楽しんでくださいね!

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