【関西】大人の日帰りドライブデート15選|美食と絶景を巡る「失敗しない」黄金コース提案
久しぶりの休日。「せっかくだからどこか遠くへ行きたいね」と話していたのに、気がつけば昼過ぎ。結局、近場のショッピングモールでランチを食べて、人混みに疲れて帰ってくる……。そんな経験、ありませんか?
マンネリ気味のデートは、心の潤いが不足しているサインかもしれません。でも、若い頃のように体力任せで観光地を回るのはしんどいし、渋滞やハズレの食事でパートナーをガッカリさせるのだけは絶対に避けたいところ。
今回は、そんな30代40代の大人カップルに向けて、「美食」と「絶景」を約束する、絶対に失敗しないドライブコース3選(計15スポット)をご提案します。 助手席の大切な人が、「久しぶりに楽しかった!」と笑顔になる。そんな心満たされる休日を、今度の週末に叶えませんか?
【淡路島コース】海風とブランド牛を味わう!南国リゾート気分の絶景スポット5選
明石海峡大橋を渡った瞬間、視界が開けて空気が変わるのを感じたことはありますか? 淡路島は、関西から最も近い「海外」です。
どこまでも続く海沿いの道、豊かな食材、そして南国のような開放感。ここでは、潮風を感じながら心もお腹も満たされる、王道にして最強のリゾート・ドライブコースを紹介します。
【絶景】「あわじ花さじき」で空と海と花畑のパノラマを

まずは島の北側、標高の高い場所にある「あわじ花さじき」へ。車を降りた瞬間、目の前に広がるのは、空の青、海の青、そして季節の花々の鮮やかなコントラストです。
甲子園球場4個分という広大な花畑の向こうに、大阪湾の大パノラマが広がっています。春は菜の花、夏はヒマワリ、秋はコスモス。風に揺れる花の中に立つと、日頃の仕事のプレッシャーなんて、海の向こうへ飛んでいってしまいます。
「来てよかったね」という言葉が、自然とこぼれる場所です。
【ランチ】「淡路島 鼓や」で熟成淡路牛の水煙蒸しを食す
絶景で心を満たしたら、次はお腹を満たす番です。大人デートのランチに選ぶべきは、静かな個室でゆっくり味わえる「鼓や(つづみや)」。
ここの名物は、淡路島の新鮮な食材を使った「水煙蒸し(すいえんむし)」です。熟成された淡路牛や鯛が、特製の土鍋の中で蒸され、蓋を開けた瞬間にフワッと白い湯気が立ち昇ります。
余分な脂が落ちて旨味が凝縮されたお肉を、特製のポン酢でいただく。
……想像してみてください。口の中でとろける脂の甘みと、鼻に抜ける柑橘の香り。これはもう、事件レベルの美味しさです。
【カフェ】「幸せのパンケーキ 淡路島テラス」は全席オーシャンビュー
「えっ、パンケーキ? 若い子の店じゃないの?」と思ったあなた。少し待ってください。 ここの真価は、パンケーキそのものよりも、その「圧倒的なロケーション」にあります。
全席オーシャンビューのテラス席で、波の音を聞きながらふわふわのパンケーキをシェアする。まるでハワイの海岸にいるような非日常感です。
ただし、休日は行列必至。大人のスマートさを発揮するなら、平日に行くか、あるいは事前にオンライン予約をしておくのが鉄則です。
「並ばずに入れるよ」という一言で、あなたの株は急上昇間違いなしです。
【夕景】「慶野松原」で瀬戸内海に沈む夕日を
お腹がいっぱいになったら、島の西側へ。約2.5kmにわたって続く白砂青松の景勝地「慶野松原(けいのまつばら)」は、「日本の夕陽百選」にも選ばれたロマンチックな場所です。
瀬戸内海にゆっくりと太陽が沈んでいくマジックアワー。空がオレンジから紫へとグラデーションを描く時間は、不思議と素直な気持ちになれます。
「いつもありがとう」なんて照れくさい言葉も、この夕日の前なら言えるかもしれません。
【立ち寄り】「たこせんべいの里」で試食&お土産選び

帰り道、高速に乗る前に忘れてはいけないのがここ。淡路島ドライブの定番ですが、やっぱり外せません。
工場見学ができ、数十種類のせんべいが試食し放題。パリッとした食感と海鮮の風味が、ドライブの眠気覚ましにもぴったりです。
無料のコーヒーサービスもあるので、帰りの運転に備えてここで一息入れましょう。
【滋賀・湖西コース】木漏れ日と湖畔の静寂。心洗われるメタセコイア並木ルート5選
「京都の観光地は人が多すぎて疲れる」。そんな通なカップルにおすすめしたいのが、琵琶湖の西側「湖西(こせい)」エリアです。
ここは信号が少なく、湖面を横目に走り続けられる最高のドライブルート。
四季折々の表情を見せる並木道を目指して、大人の深呼吸をしに行きませんか?
【絶景】「白鬚神社」湖中に浮かぶ鳥居の神々しさ

国道161号線を走っていると、突如として湖の中に現れる朱色の鳥居。「近江の厳島」とも呼ばれる白鬚(しらひげ)神社です。
湖面に浮かぶ鳥居の姿は神々しく、朝霧の時間帯や夕暮れ時には、息を飲むような幻想的な風景になります。
※注意点として、国道の横断は大変危険です。必ず神社の駐車場(無料)に車を停めて、展望台から安全に撮影してくださいね。
【感動】「メタセコイア並木」映画の世界に迷い込む2.4km

湖西ドライブのハイライトといえばここ。約2.4kmにわたり、500本ものメタセコイアが植えられた直線道路です。
新緑の季節は鮮やかなグリーン、秋は燃えるようなレンガ色、そして冬は真っ白な雪化粧。どの季節に行っても、まるで映画のワンシーンに迷い込んだような没入感があります。
窓を全開にして、並木道を駆け抜ける爽快感。助手席のパートナーも、きっとスマホで動画を撮る手が止まらなくなるはずです。
【ランチ】「ソラノネ食堂」かまど炊きご飯と里山の恵み
絶景の後は、体の中から整う食事を。小高い丘の上にポツンと佇む「ソラノネ食堂」は、かまどで炊いたご飯と、地元野菜を使ったお惣菜が楽しめるお店です。
窓の外には、のどかな里山の風景。「あ、ご飯ってこんなに甘かったんだ」と気づかされるような、素朴で力強い味わいです。
派手なフレンチも良いけれど、こういう食事が一番の贅沢だと感じる……それもまた、大人になった証拠かもしれません。
【天空】「びわ湖バレイ/びわ湖テラス」で日本一の湖を独り占め
もし天気が良ければ、ロープウェイで標高1,100mの天空へ。
「びわ湖テラス」から見下ろす琵琶湖は、まさに日本一の絶景。ウッドデッキのテラスに座り、空と湖が一体になったブルーの世界を眺めていると、日常の些細な悩みなんてどうでもよくなってきます。
ここはかなり冷えるので、夏場でも羽織るものを一枚持っていくのが、スマートなエスコートのポイントです。
【スイーツ】「ラ コリーナ近江八幡」ジブリのような建築と焼きたてバームクーヘン

帰り道、少し足を伸ばしてでも寄りたいのが、和菓子のたねやグループが手掛ける「ラ コリーナ近江八幡」。
屋根一面が芝生で覆われた建物は、まるでジブリの世界! 建築家・藤森照信氏によるユニークなデザインは必見です。
そしてお目当ては、クラブハリエの「焼きたてバームクーヘン」。ふわふわで温かい食感は、ここでしか味わえません。
カフェで一休みするもよし、お土産に買って帰るもよし。甘い香りに包まれて、幸せな気分のまま帰路につけます。
【京都・丹波篠山コース】城下町の風情とぼたん鍋。歴史と味覚を愛でる大人旅5選
「京都市内はもう行き尽くした」「静かに歴史を感じたい」。そんなお二人には、丹波篠山(たんばささやま)が正解です。
古い町並みが残る城下町、そして冬はジビエ、秋は黒豆。知的好奇心と食欲を同時に満たす、渋くて新しい大人のドライブへ。
【散策】「河原町妻入商家群」で雑貨屋巡り

篠山城の東側に残る「河原町妻入商家群(かわらまちつまいりしょうかぐん)」は、江戸時代の面影を色濃く残すエリア。間口が狭く奥行きが長い独特の建物が並びます。
最近では、古民家をリノベーションしたお洒落な雑貨屋さんやカフェが増えています。大量生産品ではない、作り手の顔が見える丁寧な暮らしの道具たち。
「これ、家の玄関に置いたら可愛いかも」なんて会話しながら、のんびり散策するのが楽しいんです。
【ランチ】「大手新丁」で味わう本場のぼたん鍋

丹波篠山といえば、やっぱり猪肉(ぼたん鍋)です。
「ジビエって臭みがあるんじゃない?」と心配される方もいますが、本場の、しかも専門店で食べる猪肉は別次元です。
「大手新丁(おおてしんちょう)」などの老舗でいただくお肉は、臭みどころか、脂が栗のように甘い!
濃厚な味噌だしで煮込んだ猪肉と、地元の冬野菜。一口食べれば、体が芯から温まります。食わず嫌いをしていたら人生損するレベルの美味しさですよ。
【体験】「丹波焼の里」で夫婦茶碗を探す窯元めぐり
日本六古窯(にほんろっこよう)の一つ、丹波焼。
立杭(たちくい)エリアには約60軒もの窯元が集まっています。 素朴で温かみのある丹波焼は、普段使いにぴったり。
二人で窯元を巡りながら、「これ、毎朝のご飯に使おうか」とお揃いの夫婦茶碗を探すのも素敵ですね。旅の思い出が、毎日の食卓に残る。これぞ大人の贅沢です。
【カフェ】「小西のパン」の黒豆パンをおやつに

おやつには、創業明治26年の老舗「小西のパン」へ。
ここの黒豆パンは、パン生地の中にこれでもか!というほど大粒の黒豆がゴロゴロ入っています。
じっくり煮込まれた黒豆の優しい甘さと、ふわふわのパン。素朴なのに、なぜかまた食べたくなる味です。人気店なので、午前中に買いに行くのがベター。
【城跡】「篠山城大書院」歴史を感じる静かな時間
徳川家康の命により築城された篠山城。
その中心にある「大書院(おおしょいん)」は、木造建築の粋を集めた壮大な建物です。 京都の有名寺院のような人混みはなく、静かに歴史の重みを感じることができます。
縁側に座って庭を眺めていると、時間がゆっくり流れているような錯覚に陥ります。
大人のドライブデートを成功させる「3つの気遣い」|準備とエスコート
素晴らしいコースを選んでも、車内の雰囲気が悪くなっては台無しです。長年連れ添った仲だからこそ忘れてはいけない「親しき仲にも礼儀あり」。
最後に、スマートな運転と、相手を思いやるちょっとした準備についてお伝えします。
「トイレ休憩」の提案はドライバーからさりげなく
これ、一番重要です。助手席からは「トイレに行きたい」とは言い出しにくいもの。
「そろそろ僕がトイレ行きたいから、次のSA寄るね」と、自分の都合にして提案するのが紳士の振る舞いです。
90分に1回を目安に、こまめに休憩を挟みましょう。
車内BGMと香り、そして「寒くない?」の一言
車内は二人きりの個室。だからこそ、環境づくりが大切です。
相手の好きな曲をプレイリストに入れておく、強すぎない自然な香りの芳香剤を選ぶ、そしてエアコンの温度を気遣う。
「寒くない?」「眩しくない?」その一言があるだけで、相手は「大切にされている」と感じます。
渋滞すら楽しむ「二人の会話」のネタ帳
どんなに計画しても、渋滞にはまるときははまります。そんな時、イライラして無言になるのは最悪のパターン。
「そういえば、昔あそこに行ったときも渋滞したね」という思い出話や、「宝くじが当たったらどうする?」という未来の話。
スマホを見させるのではなく、二人の会話を楽しむチャンスに変えてしまいましょう。
さて、ここまで日帰りプランを紹介してきましたが、正直なところ…… 「こんなに素敵な場所に来て、日帰りで帰るのはもったいない」と思いませんか?
美味しいお酒を飲んだ後に運転する心配もなく、絶景温泉に浸かって、ふかふかの布団で眠る。
翌朝は、誰かが作ってくれた美味しい朝食で目覚める。
たまにはそんな「上げ膳据え膳」の休日を、いつも頑張っているパートナーにプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
人気の宿は週末から埋まっていきます。
今すぐ空室状況をチェックして、二人の時間を延長する準備を始めましょう。
美味しいものを食べて、綺麗な景色を見て、助手席のパートナーが笑顔になる。それが最高のドライブデートです。
特別なサプライズなんて必要ありません。ただ、二人で同じ時間を共有し、「美味しいね」「綺麗だね」と言い合えるだけで、十分幸せなはず。
今度の休日は、少し早起きしてエンジンをかけましょう。日常を忘れる極上のドライブが、あなたを待っています。


